IoTは「Internet of things」の略でモノにセンサーをつけ、センサーが取得した情報を活用できるようにする仕組みの総称です。
従来のインターネットをはじめとした通信サービスは、人が何かしらのデバイスに入力指示をすることでサービスを利用してきました。
IoTではさまざまな電化製品、自動車、建物施設などにセンサー、アクチュエーター、通信デバイスが取り付けられ、それらデバイスからネットワークを通じて、人を介する事無くサーバやクラウドサービスに情報交換をする仕組みを実現しています。
IoTによりモノの位置情報やモノの状態（室内温度、湿度、電池残量、機械音など）などのさまざまなデータを取ることができ、遠方に設置されたモノを見に行かなくてもパソコンやスマートフォンでデータを確認、蓄積することができます。
IoTサービスは身近なところでは、留守番カメラやスマートスピーカといったスマート家電や、工場の組立製造における機材稼働状況の可視化、異常検知といった産業分野でも幅広く使われています。

今回の研修では、ラズベリーパイを使用し、各種センサーの活用方法を学びます。